豚足の栄養はどんなものがあるの?コラーゲン効果は?
1 豚足とは
2 豚足の栄養価とカロリーは?
3 豚足のコラーゲン効果は?
4 豚足を使ったレシピ集
今回は、豚足の栄養やコラーゲン効果などについてまとめていきます!
豚足とは?
↓近所のスーパーで買ってきました~~♪
豚足とは、食用になる豚肉の部位で、日本では沖縄や鹿児島県奄美地方でよく食べられていますので、あまり見慣れない食材ではありますが、近年、年齢を重ねた肌を潤す、アンチエイジングに作用するということで、意外と関東近郊でも販売しているスーパーが増えています!
肉質の部分は少なく、筋と皮がほとんどの豚足は、加熱するとゼラチン質になります!
前足と後ろ足があり、前足のほうがやや小さく、後ろ足のほうが大きくて柔らかくて肉付きが良いと言われていて、人によっては前足のほうが美味しいと言う方もいます。
だいたい沖縄など以外のところでは、下処理をしている状態で売られていることが多く、この状態のものは温めるとすぐに食べられるので、家庭で温めたり焼いたりして辛子じょうゆやとうがらし味噌を付けて食べることがあります。
今回我が家が購入したものは、冷凍状態で売られていて、たいていのスーパーでは下処理をして真空パックにして販売していますが、この量の半分しか入っていないのに、同じ値段だったので、まさに「THE TONSOKU」という姿が非常に衝撃的だったので、料理ブログの食材としてインパクトがあると考え、購入してみました!
真空パックされているものは、この一本分しか入っていなくて、だいたい300円ほどで売られていて、同じお値段でこれだけの量が入っていたので、こちらのほうが料理ブログ向きだと判断!
別の記事で、調理方法などはご紹介しますので、レシピの方はもう少しお待ちください!
アメリカではハムのような燻製にすることが多く、アメリカ南部の黒人たちは酢漬けにしてソウルフードとして食べるのです!
豚足は、高脂質で高カロリーですから、美容に良いと言われていても、食べ過ぎると太るもとになりますのでご注意ください!
日本では煮込み料理として食べることも多く、沖縄でてびちと呼ばれる料理が人気です!
「てびち」
おでんや煮付けにして、沖縄の人は食べるのですが、沖縄そばの具としても食べられます。
静岡県の浜松などでは、沖縄風に甘辛く煮込んだ豚足のことを「おもろ」と呼んでいます。
博多では、焼き鳥と一緒に豚足が焼かれていて、人気のツマミとなっているんだとか!
ヨーロッパでは、豚足をトマトやワイン、野菜と一緒に煮込んだものが食べられていて、中国では、醤油や砂糖だけでなく、陳皮、シナモン、ナツメグ、白芷、クローブ、山椒などなどのスパイスと一緒に煮込んで、深い味わいの味付けにして食べます。
韓国や台湾などでも食べられていて、意外と豚足は人気のある食材になっているのです!
ちなみに韓国では、栄養が豊富だといわれる豚足を、醤油や砂糖、清酒、にんにくや生姜を入れた煮汁で長時間煮込み、飴色になるまで煮て冷まし、その後切って食べます!
これを、サムジャンやにんにくと一緒にサンチェにくるんで食べたり、お店によっては高麗人参や桂皮といった漢方素材も入れて作るところもあり、まさに薬膳料理で健康に良さそうな食べ方をします!
サムジャンとは、コチジャンほど辛くない韓国の合わせ味噌のひとつです!
豚足の栄養価とカロリーは?
豚足や高カロリーです、100g230kcalありますので、食べ過ぎには注意です!
栄養ですがタンパク質、ビタミンD、ビタミンB12、亜鉛や鉄、一価不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
ビタミンDは脂溶性のビタミンで、日光を浴びても体内で作られるビタミンです!
丈夫な骨を作る働きがあり、ビタミンB12は水溶性ビタミンで、悪性の貧血に有効であることが分かっています。
葉酸と協力し、赤血球中のヘモグロビンの生成を助けてくれ、脳からの司令を伝える神経を正常に保つ働きがあります。
亜鉛は味覚を正常に保つ働きがあり、タンパク質の合成や、新陳代謝の反応に関係する、多くの種類の酵素をつくる成分でもあり、皮膚や粘膜の健康維持にも関わっています。
鉄は人間の身体の中に3~4gあり、赤血球を作る働きをしています!
一価不飽和脂肪酸は、オリーブオイルやサンフラワーオイルなどに多く含まれていて、循環器系の疾患リスクを低くし、血液の中の悪玉コレステロールを減らしてくれます。
栄養がたっぷりの豚足には、他にアルギニンやロイシンも含まれています!
アルギニンはアミノ酸の一種で、体内でも合成出来る栄養素ですが、年齢を重ねると減っていきます。
成長ホルモンの分泌を促し、筋肉や骨格の成長を助け、さらに疲労回復作用もあります!
免疫力も向上させてくれ、漢方では、婦人病に効果を発揮したり、強壮の強化や肝炎にも良いと考えられています!
ロイシンは、必須アミノ酸(体内で合成出来ないので、食べ物から摂取しなければならないアミノ酸)の一つで、筋肉の合成をしたり、摂取することで体内の体脂肪や体重の減少をしてくれます。
悪玉コレステロールを減らし、血糖値を改善し、アルコールや脂質の分解を促し、肝機能を回復させてくれます。
よく、筋トレをする人が積極的に摂取して、体作りに活用しています!
豚足のコラーゲン効果は?
2時間ほど茹でた豚足の弾力です、凄いですよね♪今晩のおつまみ^^
豚足には、タンパク質がたっぷりと入っていて、これはコラーゲンやエラスチンが豊富なタンパク質になります。
まさに栄養の宝庫ですが、豚足に含まれるのは動物性コラーゲンで、マリンコラーゲンに比べると分子量が大きいため、食べた後の身体への吸収率が低いと言われています。
動物性コラーゲンは、保湿力が高く、同じ哺乳類なので、人間の身体にあるコラーゲンと似ているので相性が良いと言われています。
豚足に含まれているプルプルはゼラチンです!
あれって脂でしょう?
と考えている人もいると思いますが、ゼラチンはタンパク質の塊なので脂ではないのです!
このタンパク質の塊は、コラーゲン&エラスチンが豊富なので、栄養のある豚足を毎日食べていると、肌がつるつる、ツヤがとても良くなるのです。
個人的にも、一時期豚足にハマり、週に最低1回は食べていた頃、肌艶が良くなった経験をしました。
情報を調べていても、一週間食べ続けたら「スーパーウルトラツルツルお肌になっちゃう」と経験談を書いている方もいました。
科学的根拠はないと言われていますが、個人的な経験では、肌のツヤが良くなったので、学問では理解されていない、なんらかの作用がある可能性は否定出来ないと個人的には考えます。
2017年10月現在、NHKでは「シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク」という番組を放送しています。
これまでの私達の考え方は、脳が全体の司令塔で、身体はそれに従うという図式だと考えていましたが、どうやらそれがひっくり返っているようです!
実は身体の臓器同士は直接コミュニケーションをとっていて、それで身体は成り立っていることが、最新科学で分かってきたようですから、やはり食べたものが肌や髪を作りますから、ありえない話ではないと考えていますが、あなたはどう思いますか?
考え方や感じ方、受け取り方ややり方は人それぞれです!
豚足を使ったレシピ集
ここからは、この豚足を使って作った料理のレシピ集をご紹介します!
別記事で個別にまとめていますので、お役立て頂ければ幸いです!
「豚足レシピ」ポン酢のさっぱり和え♪ - うれしい家ごはんレシピと猫
「豚足レシピ」八角で台湾風の煮込み♪ - うれしい家ごはんレシピと猫
豚足スープで家ラーメン!超簡単レシピ♪ - うれしい家ごはんレシピと猫
今回は、豚足の栄養やコラーゲン効果について情報をまとめていきました!